赤本を読む会
通称、「赤本」と呼ばれている「家庭における実際的看護の秘訣」は、その昔は富山の置き薬と同じく日本の家庭に常備されていた家庭医学書です。古来から伝承されている薬草や食べ物による治療や養生法にはじまり、鍼灸、指圧、摩擦、日光、冷水、断食など当時の自然療法が紹介されています。著者の築田多吉は、当時の海軍衛生兵として人体の構造と働き(解剖生理)、傷病者の救護法、伝染病の種類と対策、救急法、消毒法などを学び、多くの病院を渡り歩く中で、各地に伝わる自然療法に関心をもち情報収集を重ねていました。赤本はその集大成として大正14年に刊行され、累計1.000万部の超ベストセラーになっています。奏奏では今年も引き続き読む会を開催します。日程等 HPで告知します。
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