-東日本大震災から10年経った今、子どもと大人の保養「リトリート」について-
1、はじめに
私たちNPO法人まつもと子ども留学基金は、子どもたちが被災地を離れ、長野県松本市で生活して地元の公立学校に通学する、いわゆる「国内留学」を支援するための寮を運営してきました。
それと併せて、
①環境下に拡散した放射性物質から離れ、制限された外遊び、自然体験、表現活動をできるだけ取り戻すこと
②原発事故を起因とする心と身体の不調を取り戻すこと
以上2点を目的とした「保養」を実施してきました(以下の2022年春休み~GWのリトリートのチラシ参照)。
このことは、子どものみならず大人たちにとっても必要なことだと考えています。 コロナ禍が続いている中ですが、これからも可能な限り保養事業を進めてまいります。
2、具体的な保養リトリート
「リトリート」とは日々の忙しい生活から離れ、自分だけの時間を持ったり、リラックスすることで疲れを癒す方法のことですが、私たちは、
Ⅰ、信州の自然体験
Ⅱ、「まつもと子ども寮」での生活
・食事 ・畑 ・手当て会 ・よもぎ蒸し
以上の項目について、これまでの保養やこれからのリトリートの写真等をホームページ、ブログ、インスタグラム(まつもとDEリトリート)で随時紹介して参ります。